ポプラの木
そういえば、上京してから全く見ません
実家にはポプラの木が2本ありました。
春になれは、沢山の葉っぱが出てきて
風が吹くと、さわさわと心地よい音がしてました。
夏はポプラの木に止まったセミを取り
ポプラの木の枝を取って、皮をむき…
ポプラの木の枝って細くて長くてムチみたいに、しなるんです。
(木の皮は綺麗にペロンと剥ぐ事ができます。←剥がすと水分が沢山あります。根から吸い上げた水分が一本一本の細い枝に潤いを与えているなんて、凄い木です)
くんかくんかと匂いを嗅いで
スイカの香がする〜
と喜んでいたあの頃
この香りが脳裏に焼き付いていた私
数年後…
従兄弟が釣ったのか、父の知人が釣ったのか忘れましたが…
学校(ランドセル時代)から、帰ってくると、台所に魚が置いてありました。
『これな!鮎なんぞ!釣ったの貰らったんぞ!』
なんて会話があって
私は、鮎を…掴んだか、顔を近づけただけか忘れましたが
くんかくんか
と、匂いを嗅ぎました(←まるで、猫や犬ですね(笑))
あ!スイカの匂いがする!!
魚独特の生臭い香がしなかったんです。
鮎の香り、スイカの香り…そしてポプラの木の枝の皮を剥いた時の香り
私がたまたま、そう感じたのかもしれませんが…
もし、ポプラの木を見つけたら、枝を少々拝借して、香りを嗅いでみてください。
追伸として
実家にあったポプラの木は、隣の敷地(材木置場でした)に駐車場を作ると言われ、2本とも切られてしまいました。・゜・(ノД`)・゜・。
今はきっと鉢に植えられた草花は枯れて、家の周りにある草花は伸び放題なんだろうな〜(T_T)